2/10発売 SUQQU(スック)のザ リクイドファンデーションを使ってみました

前回の記事で「気分は大吉!」と書いていたら、アットコスメさまから「プレゼント当選のお知らせ」メールが届きました。本当に運が巡ってきたようです…!

こんにちは、こんばんは、ざいこです。
当選したのは、2022年2月10日(木)に発売するSUQQU(スック)の「ザ リクイドファンデーション」です。発売前になんとありがたいことでしょう。


今回は実際に使ってみた感想と、手持ちのファンデーションとの色比較をしてみました。新感覚というか、何が起きているかよくわからなくて、どう表現すべきかすごく迷いました。一個人の感想としてお納めくださいませ。


※わたしの肌質についてはabout meに簡単に記載しています


SUQQUは“ブランド史上最高”がお好き?

SUQQUといえば「諭吉ファンデ」と呼ばれる10,000円(税込11,000円)する「ザ クリームファンデーション」が有名ですね。SUQQUが「SUQQU史上最高にラグジュアリーなクリームファンデーション」と言い切っております。


そして、このたび新発売となるファンデーションがこちら。


SUQQU ザ リクイドファンデーション
・30ml
・SPF15 / PA++(※115の場合。色により異なる)
・全23色
・税込¥11,000

【特徴】
●新技術フルイドピグメントでなめらかで均一な新感覚テクスチャー
●ヨレずに崩れにくい、ロングウェア
●艶高い、高輝度な仕上がりの美しさ
●皮膜感がなく、みずみずしい使い心地

同梱のプレスリリースより

保湿成分については、計13種の国産美容成分に加え、加水分解コラーゲン・ヒアルロン酸も配合しているそうです。


「ザ」が付くということは、これもSUQQU史上…?


「光を授けるリクイド。
SUQQUファンデーション史上最高のなめらかさで、艶高く、長く続く、高輝度肌へ。
やわらかな艶の膜で肌を包み、自然なのにハイカバレッジ。ヨレやくずれを気にすることなく、肌との一体感のある仕上がりはみずみずしく、艶高い、大人のための高輝度肌。」

同梱のプレスリリースより


はい、「最高のなめらかさ」だそうです。「一体感」「ヨレやくずれのない」などのワードから、マスク着用が当たり前となった今の時代に沿ったファンデーションなことがわかります。



美容オイルのようにするする伸びるテクスチャー

SUQQUにはすでにリキッドファンデーション「ヌード ウェア リクイドEX」があります。こちらは、リニューアル前のものですがテクスチャーを伸ばす動画がアットコスメのYouTubeで見られます。


こちらと比べると「ザ リクイドファンデーション」はもっとトロッとしています。

気前よくワンプッシュしてしまいましたが、全顔に塗っても多すぎました…
伸ばしてみると、キメが整って発光しているのがおわかりになりますでしょうか

指で伸ばすとするする伸びていきます。引っ掛かりもないし、美容オイルを塗っているかのよう。それに伸ばしても皮膚の浅い溝が粉で埋まらないんですよね。代わりに光って見えているというか。なので肌の表面がそのまま光を放っているように見えます。

質感としては伸ばすのを止めると、ピタッと留まります。触るとなめらかで、うるおっているのですが、サラッとしているとも違う、ファンデーションを塗る前の余計な油分がない肌のように感じました。


なので、「わたし、ファンデーションを塗ったんだよね?」って、ちょっと頭の中がバグったみたいになりました。


実際に塗った肌の印象は「意外」だらけ

それでも顔に塗った直後に思ったのは「思いのほか、マットな仕上がり」(セミマット寄りというべきかな)でした。「“塗りました感”があるな〜」という印象です。


でもそれはつまり、思っていたよりカバー力が高かったんです。シミをカバーするまでではないものの、吹き出物の跡眉間や鼻まわりの赤みが、周囲とそれほど色差を感じなくなっている。


しかも、皮脂が溜まりがちな小鼻の横や、眉間の毛穴の凹凸にファンデーションが溜まっていない。これが粉感を感じさせない、新開発のフルイドピグメント(顔料)が成すワザなのでしょうか。ずっと気になっていたので解決されたのはうれしい!


「艶高い」と書かれていたので、もっとツヤっとして、素肌が透ける感じを想像していました。わたしの塗り方が悪かったかな…とか、いろいろ考えていたら、塗ってしばらく経ったら肌がつややかに。そうそう、期待していた仕上がりはこれです!


あとで述べますが、最初は色が暗いとも感じていたのが、まるで素肌かのようになじんでいました。そのうえ、おでこ、鼻の頭、鼻筋、頬の高いところには、つやんと光が反射。ナチュラルメイクが好きなので、これならハイライトは要らないのではと思いました。


気になるマスクとの相性は?

朝にメイクをして散歩に出たところ、強くこすれた部分はかなり色移りしてしまいました。これは仕方のないことだと思います。


室内にいて、顔を動かすのが誰かと会話するレベルなら、そこまで色移りはしないのではないでしょうか。


とはいえ、散歩をして皮脂が浮いても指の腹でトントンとなじませれば、元通りになるぐらいのヨレ方でした。他の部分が自然なツヤを保っているので、遠目で見たら気にならないぐらいです。毛穴落ちも、ほとんどなかったです。


別の日に全顔にパウダーを乗せたら、毛穴がないマット肌になってしまいました。パウダーは崩れさせたくない場所だけでいいのかも。


手持ちのファンデと色比較してみました

そんなに数は持っていないうえに、古いものまで引っ張り出してきたので参考になるかどうか…。というか、どれも色に統一感がなくてすみません。同一人物です。

窓際で撮影。普段はクレドポーを使用しています。比べるとSUQQUの115は黄色みが強く、彩度が少し低く見えます


色展開は全23色ありますが、国内店舗で選べるのは14色とのこと。


カラー展開は「イエローベージュオークル」「ベージュオークル」「ピンクベージュオークル」にカテゴライズされ、いただいた「115」は標準色「ベージュオークル」のなかでは3番目に明るい色です。


以下のメディアで全14色のレビューがされていますので、ご参考まで。
https://fortune-girl.com/makecosme/fAHKr.amp


先ほども書きましたが「塗りました感」を感じたのは色が合わないせいかなと思いました。おでこに乗せたときに「ちょっと黄色くて暗いな…」、頬に塗ったときに「のっぺりしている」と感じたのです。ちなみに普段は標準色より一段階明るい色を使用することが多いです。


ところが時間の経過で印象が変わり、「塗りました感」は払拭されて、つややかな肌になったので、肌本来の色とはマッチしているのかも。でも、もし自分で色を選ぶならもう1つ明るい110と、ピンクベージュオークルの220も試して検討したいと思いました。


しばらく継続して使ってみますが、“塗りました感”が拭えないようなら、ピンクのコントロールカラーを仕込もうかと思っています。クレドポーの色みが好きなので、そこに近づけるには明るさ(白)と赤みが足りないのかな、と。なのでピンクが最適なのでは、という計算です。今はカラー下地が充実しているので、なんとでもなるはず!


新開発フルイドピグメントが気になりまして

今回、SUQQUのファンデーションでは初めて液状のピグメント(顔料)を採用したようです。それにより粉体のピグメントでは”点”で密着していたのが“面”で広がるようになり、「粉感が抑えられた、なめらかなテクスチャーになった」というのが進化のポイントです。


「それって珍しいことなのかな?」と興味を持ってちょこっと調べてみたところ、そのような技術はほかに見当たりませんでした。どのように液状にしているのだろうな。ただ、SUQQUは現行のリキッド「ヌード ウェア リクイドEX」で、「点ではなく面で密着する板状パウダーを新配合」しているように「面」に着目して商品開発を進めてきたようです。こちらも「肌との一体感」を目指した逸品です。


「ザ」シリーズであり、10,000円という価格帯から、つい「諭吉ファンデ」と比べてしまいそうですが、「ヌード ウェア リクイドEX」との比較、進化を考えてみるのも面白そうです。まったく別物な感じがしますが、触って確かめてみたい…!


それから、液状ピグメントを調べているときに見つけた、ポーラの「粉体乳化」のプレスリリースも興味深かったです。

「『粉体乳化』でリキッドファンデーションの皮脂くすみを克服」

こちらの技術を採用したファンデーションは「B.A」から3月1日に発売予定とのこと。色展開が6色と少ないのですが、珪藻土に着想を得て表面をサラサラにする技術など、機能性を打ち出したPRに興味津々です。


少し話は逸れますが、「液体化されたピグメント」でふと思い出したことがあります。


NARSのリキッドリップスティック「パワーマットリップピグメント」です。だいぶ前に使っていたことがあるのですが、ピタッと密着してサラサラ。食事をしても色落ちしていなくておどろいた記憶があります。あらためて商品説明を読んでみたところ「液体化されたピグメントを採用しまるで無重力な使用感と、どこまでも鮮やかなマットカラー、この上ないしなやかさで長時間キープが可能に」とあります。なんだかSUQQUのファンデーションと印象が似ているなーと思った次第です。


ピグメント(顔料)はファンデーションの要ですから、粉質を小さくしてみたり、うるおい成分をもたらしてみたり、輝くような肌に見せたり、ふんわりぼやかしたりと、どのメーカーもあの手この手で肌を美しく魅せようとしていることが、あらためてよくわかりました。(自分に合う仕上がりかどうかしか考えていなかった…)今後はちょっとありがたみが増しそうです。


そのうち「ザ クリームファンデーション」にも、このフルイドピグメントを採用するのでしょうかね。リキッドとクリームでは同じ技術を採用しようと思っても違うものなのかな。みずからの最高峰をつねに超えていくSUQQUの、次の新作がすでに楽しみです!


公式サイトでは2月3日から予約開始のようです。
「SUQQU史上最高のなめらかさ」は、実際に試してみる価値はあると思います!一番いいのは、どこかの美容誌の付録にサンプルが付くことですよね。2月発売号でありそうな気がしますが…!

追記:MAQUIA4月号(2/21発売)でサンプル1包が貼り付け付録になるようですね!


色のことがあったので、瞬間的に「いい!」とはならなかったけれど、じわじわと「え、いいじゃん…」となっています。テクスチャーや仕上がりについては、さすがSUQQUと言わざるを得ないファンデーションでした。上半期のベスコス候補として話題になるのではないでしょうか。


わたしはしばらくいろんな下地と組み合わせたり、ツールを変えたりして、自分のなかでの最適解を探ろうと思っています。みなさんの「買ったよ」「サンプル使ってみたよ」「タッチアップして、こんなこと聞いたよ」報告も、よかったらTwitterなどで聞かせてください〜。

では次回こそ、紫外線対策の記事を書きたいと思います。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!